kazika・トップ > > 2010.11沖縄

2010.11沖縄

だんだん寒くなって来た11月
私は沖縄へ行ってきました。
漁師さんの採集生体探しです。
まあ、何時もの事ですが、キューブがらみです。
沖縄の海をまたご紹介いたします。

前回は東シナ海、今回は沖縄本島太平洋側。
そういえば7月の沖縄はブログにしか報告していなかった。
興味の有る方はそちらにブログ沖縄
このエリアは比較的アクア業界の人間の手が入っていない様子。
海も広く、これからいろんな生体のポイントが見つかるでしょう。

これが私を乗せてくれる船である。

見えるであろうか、
遠くに白く波立っているところがリーフでポイントである。
この時、写真ではわからないかと思いますが、
ものすごい波!
船が叩き付けられる。
とてもこの時は写真なんか撮れるもんじゃあ無かった・・・
写真は風裏なので、穏やかに見える。

フーカー潜水用のマスク。


何キロの重りを背負っているのか、聞くのを忘れた。
簡単に見て腰で10キロ、背中に6キロ以上はつけていると思う。
やってみるか?と言われたが、一瞬好奇心が走りそうになったところを抑えた。
ビビったのも有りますが、私はフーカーでは許可を取ってないので。

自然界ではこのようにマメスナは生息している。
太陽光ではなかなかわからない。
この辺は経験でこれを水槽の照明でどう見れるのか。
ブルーライトをあてると中に黄色っぽいような金色のような星形が出てくる。

水槽写真、面白いものだ。

タマイタダキイソギンチャク
玉になってない(笑)
このポイントは潮の流れが早く、イソギンチャクも全快に開き揺らめいている。
私の経験では大型になるタマイタダキイソギンチャクは単独であるものです。
郡体になっている個体は小さいものが多い様な気がします。
海に飛び込み、潮上に泳いでいく、
帰りは潮の流れに流され船に戻る。
そうしなければ流される。
そんなポイントでした。
水槽でこの潮の流れを再現したらものすごい事になるだろう。

帰りに汚い所を潜らせてくれとオーダーし、近くの港の中に入ってみた。
港の中の桟橋にはテーブルサンゴやショウガサンゴが無数に付いていた。
パンダダルマでも居ないかな?
さすがは沖縄。

カガミチョウや、トゲチョウ、フウライチョウ、タテジマキンチャクダイ、サザナミヤッコ等々
チョウチョウオは沢山いる。
これを昼間採らずに夜に採るのです。
夜寝ているところを手で採る。
スレも無く状態良く採集できる。

この日のサンプル採集
この様に私が潜るときはサンプルを採集し、店に送る。
実際水槽に入れポリプの色や出方を観察し、価格等を決める。

これが私の漁業許可書
許可書は持っているが、基本的に自分単独では採らない。
どのようなソフトコーラルを、どのように採集するか、
あくまで漁師さんとの採集時に、
何か有った時にきちんと自分も許可をいただいておかないと迷惑をかけるからです。

まだまだ海は広い。
私は思うのです。
海の資源を考え、きちんと計画性を持ち、
漁師さん達と一緒に歩んでいければと思います。
海を見る事で自然を学び、水槽の環境を学ぶ。
私の持論です。




page: 12345 | 6 | 7891011121314151617
kazika・トップ > > 2010.11沖縄